「35歳以上転職厳しい説」に異議あり!転職を有利に進める心構えとは?

投稿日:2018年1月22日 更新日:

あなたは転職に年齢上限があると思いますか?
一般的には35歳くらいまでと言われています。つまり「35歳以上転職厳しい説」です。

いくら人手不足の時代といっても、中高年の求職者を雇い入れるとなれば、企業側も採用には慎重にならざるをえません。

また、ミドル世代の求職者も、転職にあたって「年収や役職をわざわざ下げてまで職場を変えたくない」という希望を持っています。

とはいえ、現在は転職市場が活況を呈しているのは事実。年齢問わず企業側が「この人に働いてもらいたい!」と思う人もいるわけです。

管理人は、「35歳以上転職厳しい説に異議あり」という立場から、真剣に転職を考えておられる35歳以上の方が有利に再就職をするためのヒントを提示していきたいと思います。

もしあなたが35歳以上で転業をお考えなら、きっと希望を持っていただけるでしょう。

なぜ35歳以上は転職が難しくなるのか?

【理由1】選択肢が少なくなる

20代に比べると、35歳以上の求人は少なくなります。それに加えて、35歳以上の求職者の希望条件とマッチしないことが往々にしてあるわけです。

もしあなたがスペシャリストとしての敬意を払われるスキルをお持ちなら、35歳以上でも引く手あまたのはず。しかし、特別なスキルをお持ちでないなら、ある程度、妥協は必要かもしれませんね。

【理由2】それほど学歴や前職の企業名は武器にならない

聞こえの良い大学や企業の出身だからといって、転職先で優遇されるとは限りません。

過去、自分がどこに帰属していていたかを自慢げに語ったところで、企業側としては「ああ、そうですか」と返答するだけではないでしょうか。

企業が求めているのは「……で、結局、あなたは我が社でどんな貢献をしてくれるんですか?」ということ。あなたの「飾り」ではなく、「実質」が問われるのです。

【理由3】プロとしての仕事を求められる

「転職先は妥協したくない」と考えてもあながち間違ったことではありません。しかし、前職の待遇面が不満で転職に踏み切る場合、客観的な自分の値打ちというものを理解しておく必要はあるでしょう。

考えてみてください。もしあなたが35歳以上で業界未経験の仕事に応募するなら、企業側としてはなぜわざわざ35歳以上の人を採用しなければならないのでしょう。企業側には何のメリットもないですよね。

たとえ転職できても「転職成功」とは言えない理由

サラリーマン

もしかしたら、35歳以上でも意外と簡単に再就職先がみつかって、スムーズに現職を退職し、新しい職場に転職できるかもしれません。

たとえば転職面接で企業側が、あなたのキャリアを実際以上に高く見積もることもあるでしょう。場合によってはすぐに内定をもらえることもあります。

でも、これで「転職成功」と言えるのでしょうか???

別の企業から内定をもらうのがゴールではない

しかし勘違いしないでいただきたいのですが、転職成功とは内定を取ることでもなければ、再就職することでもありません。

転職先で、やりがいのある仕事に携わり、キャリアアップも果たして、しかるべき評価を受けること。そして、それに見合うだけの高収入を受け取ること。それが実現できなければ、転職成功とは言えませんよね。

転職先で功績上げないと居づらくなる

するすると新しい会社に移って、心機一転やる気をもって仕事に取り組んでも、前職との勝手が違ったり、人間関係がうまくいかず、「こんなはずじゃ……」と慨嘆することもあるかもしれません。

当然、企業は35歳の中途採用したあなたのキャリアによって、業務改革、生産性向上が実現できると期待しているでしょう。

しかし、あなたが何の功績も上げることができなければ、会社はあなたを雇い入れたことを後悔するかもしれません。そのとき、あなたも自分の決断を後悔しているはず。

求人広告の内容とのギャップは往々にしてある

あなたももしかしたら求人広告を見て、興味を掻き立てられたり、強い関心を持ったりしたことがあるでしょう。

「もしかしたら、この会社に転職すれば、今よりもやりがいのある仕事に就けるかもしれない」と。

でも忘れてはいけないことがあります。求人広告というのは「広告」ですから、効率的に人材を集めるという目的があるわけです。

すべての広告に誇大表現があるとはいえませんが、企業側もボランティアで求職者を募っているわけではありません。過大な期待をもって軽はずみで行動に移すのはきわめてリスキーといえるでしょう。

転職したところで、やりがいや高収入が得られる保証なし

もし転職できたとしても、あなたが居心地のよい職場環境や安定した収入を求めているだけでは、会社はあなたの態度をとても残念に思うでしょう。

何の貢献も果たさないのに、やりがいや高収入を得られる道理はありません。

35歳の途中入社であれば、仕事ができて当たり前。そこにプラスアルファしていくことを求められるのです。

でも35歳でもまだまだ転職できる!

ここまで35歳以上の転職の厳しさについて書いてきましたが、この記事のタイトルは、「35歳以上転職厳しい説に異議あり!」でしたね。

たとえ35歳以上でも、あなたが採用先の企業で貢献して価値を生み出していう働きができれば転職成功は夢ではありません。そのために転職を進めるためのマインドセッティングが大切になってきます。

転職を有利に進めるためのマインドセッティング

サラリーマン

人生のおける最優先事項を考える

転職で妥協しないことは大切です。転職するうえで、あなたの人生における最優先事項を明確しておきましょう。

待遇面でしょうか?
キャリアパスでしょうか?
年齢にふさわしい役職でしょうか?
プライベートの充実でしょうか?
将来独立を視野に入れているのでしょうか?

どんなに希望を持っても罰は当たりませんが、残念ながらあなたの希望をすべて満たせるような企業は存在しません。

たとえ転職しても、妥協できることと妥協できないことが曖昧だと、思い通りにならないことが起こったとき、自分が大きく揺らいでしまいます。

そのためにも自分の希望を洗いざらい紙に書き出して、可視化して、優先順位をつけておく必要があります。自分にとって絶対に譲れないものがわかると、それに沿ったかたちで転職活動を進めることができるでしょう。

現職への不満だけで、逃げるように転職活動する人がいます。目先の待遇面の良さだけで安易に転職してしまい、あとから後悔するケースは枚挙に暇がありません。

優先順位がわかれば、自分の信念も強固になります。信念が強固になれば、将来こうありたいというビジョンも明確に示すことができるのです。

企業は職業訓練機関ではないことを肝に銘じる

バブル期の頃は違いました。まだ企業に体力があったので、中途採用者でも十分な教育期間が設けられました。

しかし、今はどの企業もそれほど体力はありません。「未経験ですがやる気は誰にも負けません!何でもします。一から教えてください」と懇願しても、相手にされないでしょう。

企業は職業訓練機関ではないことを肝に銘じておくべきです。もし転職希望の企業が「未経験可」でも、企業側にどんな輝かしい展望を示せるのか考えていくべきではないでしょうか。

即戦力とまでは言わないにしても、採用したら企業の中核として迎えられることもあるからです。

自分の強みを棚卸しする

転職すると決めたら、まず真っ先にするべきことは、自分の強みの棚卸しです。現職で何の業績も残せていないなら、そのまま他社に転職したところではかばかしい活躍は期待できないでしょう。

考えてみてください。何もアピールできるものがないとしたら、面接のときに採用担当者はなにをもってあなたを評価すればいいのでしょうか。

もしあなたが転職面接で強みを聞かれて、以下のような回答をしたら、残念ながら採用には至らないでしょう。

「とくにアピールするほどの強みはありませんが、御社の業務に興味がありまして……」
「何の特技もありませんが、粘り強さだけはあるようです……」
「強みのないのが強みです。。。つまり、どんな職場でも適応してうまく馴染んでいけます」

あなたに不足している経験や知識があれば、可能な限り勉強して、少しでも企業が求める人材に近づく努力はするべきです。

そのためにも今の自分のスキルや経験、強みをできるだけ列挙しておきましょう。

これまでのあなたの職務経験から応募先企業に活かせるようなスキルはありませんか?少しでも合致している部分があるなら積極的にアプローチしたいものです。

35歳という年齢に「重み」をつける

もし面接試験で、あなたの他の求職者がいるとしましょう。

実務能力だけを見れば何ら変わりませんが、向こうは20代の若者。さてあなたはどうやって企業側にアピールすればいいのでしょうか。

ここで大切になってくるのが、年齢の「重み」です。能力は同じでも、あなたのほうが実戦経験があるわけですから、それが若い人との差別化ポイントになります。

若い求職者と同じようなふるまいでは、採用担当者の心を掴むことはできません。

「亀の甲より年の功」です。たとえ応募先企業と業種が違っていても、あなたが歩んできた足跡を振り返って、そこに重厚さと矜持をもって採用試験に臨みたいところ。

現職におけるあなたのプロ意識を伝えることができるようにふだんから心がけておきましょう。

10年後、20年後のビジョンを明確にする

先行き不透明であるのは誰にとっても同じ。それでも10年後、20年後のビジョンが明確になっている人は、毎日の仕事ぶりにも反映されます。

それというのも、ひとつひとつの仕事の積み重ねが、将来の礎づくりであることが理解できているからです。

がむしゃらに働くにしても、将来こうありたいと思える自分が見えていると、仕事の姿勢にも一本筋が通ってくるでしょう。

もし面接試験で、中長期的なキャリアプランが曖昧模糊としていると、積極性や主体性を欠いた印象を面接官に与えかねません。

いつも将来のビジョンを意識しておくことで、35歳という年齢にふさわしい覇気が生まれるのです。

まとめ

35歳という年齢は、転職にとってマイナス要因とはなりません。捉え方しだい、考え方しだいでは、労働市場におけるあなたの価値を最大化する要因になります。

マネジメント力や実務面の経験が乏しくても、若い人にはない、行動力や熱意をアピールすることもできるのです。

あなたが現職で仕事に取り組んでいたら、応募先企業での面接においても堂々としたふるまいができるでしょう。

あなたが発する言葉は傾聴に値するほどの荘重さがにじみ出ているはず。

さいごに、35歳の転職というトピックにふさわしい、詩人の言葉を紹介します。

「私があなたを引き上げ、あなたが私を引き上げれば、われわれふたりともいっしょに上がる」
―― ジョン・グリーンリーフ・ホイッティア

ある年齢以上の転職というのは、応募先企業との互恵関係を築いていくという考え方が大切だと思います。

ただ、採用してくれそうな企業に引き上げてくれるのを待っているだけではダメなんです。あなたも応募先企業を引き上げることが大切なんですね。

あなたが経営者の立場で、中途採用をするとしたら、どんな人を採用したいですか? それに答えることができたら、転職活動は半分成功したも同然です。

あなたはいかがお考えでしょう?

以上、「35歳以上転職厳しい説に異議あり!転職を有利に進める心構えとは?」でした。

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